「クロム」の成分特徴とダイエット効果について、摂取方法例
「クロム」の成分特徴と効果はどうなっているのでしょう?
クロム
元素記号『Cr』と表す天然鉱物で、ミネラルの1つ。
通常は、3価クロムや6価クロムの状態で存在している。
クロムの中でも、体に有用な働きをするのは、食品に含まれる三価クロムであり、糖質と脂質の代謝をよくする。
- ■効果
- ・糖尿病の予防や改善に役立つ。
- 糖質の代謝を得意とするクロムは、「インスリン」の作用を増強させる働きがあるので、糖尿病の予防や改善に効果がある。
- ・生活習慣病を予防。
- 脂質の代謝を助け、血液中の中性脂肪やコレステロール値を正常に保つ働きもあり、高脂血症や動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果的。
- ■特徴
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クロムは必須ミネラルの1つで、糖分をエネルギーに変える「インスリン」の働きを活発化し、糖尿病などの生活習慣病予防に役立つといわれています。また、脂質の代謝を促進し、血液中の中性脂肪やコレステロール量をコントロールし、動脈硬化や高血圧を予防する。他に、体脂肪を減らす効果があるため、運動と組み合わせることによりダイエットの効果がある。
クロムは、腸内細菌によりGTFというクロム化合物に合成され、インスリンの作用を高める。このため、クロムは、糖尿病の予防のほかにも、2型糖尿病における耐糖能異常の改善、およびインスリン抵抗性の改善が期待される。
クロムの摂取により、糖代謝や脂質代謝の異常に関する、生活習慣病の予防、改善を期待する場合、短期間では効果が得られにくいため、長期の継続利用をが必要になる。