「ギムネマ」と「フォセオラミン」の成分特徴とダイエット効果について、摂取方法例
「ギムネマ」「ファセオラミン」の成分特徴と効果はどうなっているのでしょう?
ギムネマ
主な成分はギムネマ酸
原料はインド原産のガガイモ科の多年草のムネマシルベスタというつる状の植物
- ■効果
- ・甘味抑制作用がある
- 味の受容、識別機能として舌には約400個の茸状乳頭があり、ここに甘味を識別する受容タンパク質が存在する。ギムネマが甘味を抑制するのは、受容体タンパク質にギムネマ酸が結合し、一時的に甘味受容体を受け付けなくしているため、砂糖などの他の甘味物質があっても、甘味を感じなくなると言われている。
- ・糖吸収抑制作用がある
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トリテルペン骨格にグルクロン酸と、数種の脂肪酸が結合した構造をしている。腸管で糖分が吸収される際に糖分を吸収するレセプターに先回りしてブロックする。
こうすることにより、血液中に糖分が一挙に吸収されて血糖値が急上昇するのを防ぎ、不必要な糖分をそのまま体の外へ排出する。 - ■特徴
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ギムネマの葉を噛むと甘味が消える作用があり、甘味を持った食品に対する食欲を減退させる効果がある。
これはギムネマ酸が甘味を感じる味細胞と甘味物質が結びつくのを阻害するからだと考えられています。
糖尿病の治療薬としても使われている。
ファセオラミン
ファセオラミンとは白いんげん豆からの抽出物のことを言う。
- ■効果
- ・炭水化物をカットするファセオラミンのダイエット効果
- 通常、摂取された炭水化物は、すい臓などから分泌される消化酵素によってブドウ糖に分解され、腸壁から吸収されますが、全てがエネルギーとして使われず、余剰分は脂肪となります。しかし、ファセオラミンは効果を発揮して、消化酵素の分泌を抑えることにより、炭水化物を消化・吸収できないように働きます。
- ・ファセオラミンの効果で脂肪燃焼促進
- 脂肪燃焼に関わっている「褐色脂肪細胞」を活性化し、脂肪燃焼を促します。
- ■特徴
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炭水化物の吸収を押さえる効果が期待できるため、糖尿病患者や糖尿病予備軍の人が飲んだり、ダイエット用のサプリとして、多くの方が愛飲している。
飲み方も、ファセオラミンというサプリがあるわけでなく、各社がファセオラミンを含んだ様々サプリを発売しており、それぞれの製品に書かれている用法・容量を守った飲み方が好ましい。